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生活習慣と髪のエイジングケア

髪は第一印象を大きく左右する大切なパーツ。
いつまでも美しい髪を育くむために、
生活習慣を見直してみませんか?

 

バランスの取れた食事・質の高い睡眠・適度な運動・
ストレスの緩和は髪や頭皮によい影響を与えます。

 

また、加齢による髪の変化を最小限に抑える手助けとなります。

今回は4つのポイントに分けて、美しい髪と健やかな頭皮のための
生活習慣についてご紹介します。

 

   目次   

 

食事

睡眠

運動

ストレス

まとめ

 

食事

 

 

髪の80%はケラチンと呼ばれる、各種アミノ酸が結合してできたタンパク質で
構成されています。

 

ケラチンを得るためには、タンパク質の食品を食べることが大切。

タンパク質の食品を食べると体内でアミノ酸に分解され、再びタンパク質に
再構成されます。

 

体内で生成できないアミノ酸(必須アミノ酸)も髪の生成に必要なので、
食べ物から摂取するしかありません。

必須アミノ酸は、肉・魚・乳製品の動物性タンパク質にバランスよく
含まれています。

 

アミノ酸は食べ物から摂取してもサプリメントや飲料から摂取しても同じです。

ただし、タンパク質を食品から摂取するとアミノ酸に分解され体内に
吸収されるまでに3~4時間かかるので、その点は、サプリメントや飲料から摂取
する方が、効率的で早いです。

 

バランスのよい食事を心掛け、補助的にサプリメントや飲料も併用するのが
ベストです。

もちろんタンパク質とアミノ酸だけを摂取すればいいというわけではありません。  

髪の毛は、毛根にある毛母細胞が細胞分裂し角質化したもので、
細胞分裂するためにはビタミンBや亜鉛などのビタミン・ミネラルが必須です。

タンパク質を多く摂取しても、ビタミンやミネラルが不足すれば細胞分裂できず、
髪の毛も作られないということです。

 

睡眠

 

人間の体は睡眠によってエネルギーを得て、蓄えます。

それは髪も同じこと。

 

質の高い睡眠が育毛・発毛を促進するので、規則正しい生活サイクルの下、
良質な睡眠を心掛けましょう。

 

成長ホルモンが分泌しやすいと言われる入眠後3~4時間にしっかりと
熟睡することが重要です。

 

そのため、寝る前にはリラックスを。
スマートフォンやパソコン・ゲームを遅くまでやっていると寝付きが悪くなります。

スマートフォンなどから発せられるブルーライトは、脳のメラトニン分泌を減少させ、
入眠と熟睡の妨げが生じることがあります。
寝る1時間前から使用を控え、リラックスする時間に切り替えることが、
質の高い睡眠を促進する方法となるでしょう。

 

それでも寝付きが悪い場合は、昼間に運動して体を動かしましょう。

運動不足も原因のひとつかもしれませんし、体に疲労感が蓄積されると、
体と脳が休息を求めるサインとして眠気を引き起こし、睡眠により体を修復し、
新たなエネルギーを蓄えます。

 

運動

 

軽く汗をかく程度の運動をすることで、新陳代謝も血行もスムーズになります。
細胞の活性化も促すと言われているので、頭皮の血行促進、毛根の細胞(毛母細胞)の
活性化に繋がります。

逆に運動を怠ると、髪・頭皮も含めた体全体の機能が低下してしまう
という説もあります。

 

運動は肉体の機能向上と同時にストレス解消にもなるので一石二鳥です。

陳代謝を高める、血行促進が目的ならウォーキング、ジョギング、自転車などの
有酸素運動がおすすめです。

他のスポーツでも構いませんが、30分程度継続できる軽めの運動がベストです。

 

ストレス

 

 

ストレスは健康に大きく影響します。

髪もストレスの影響を受けやすい部分のひとつで、脱毛・円形脱毛症、
あるいは正常にメラニン生成ができずに一時的に白髪になる症状が出ることが
あります。
また、抜け毛が増えてきたら要注意です。

 

一般的にストレスがもたらす悪影響は血管収縮・血行不良なので、
肩コリ・目の疲れ・冷え性・頭痛を感じたらストレスが原因の可能性もあります。  

そのような時には、頭皮をやさしくほぐすようにマッサージやブラッシングを
してみてください。

頭皮の血行がよくなるだけでなく、心地よい刺激で気持ちがリラックスします。

 

まとめ

 

エイジングケアというと顔のシワやたるみが注目されがちですが、
髪こそ見た目年齢を左右する大事なポイント。

ご紹介したように生活習慣を意識することで、美しい髪が育つ環境を
最大限に整えて、若々しい輝きをキープしましょう。