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ホームケアのコツ(ヘアトリートメント)

リンス、コンディショナー、トリートメント、マスク。

シャンプー後に使う、髪のケアアイテムには色々な種類があります。

 

みなさんが普段ご愛用されているのはどのアイテムですか?
また、名前が違うだけで、役割は同じだと思っていませんか?

実際は、それぞれの名称によって役割と目的が異なります。

 

今回は髪のケアアイテムそれぞれの役割と、ホームケアのコツををお伝えします。

 

 

 
 

ヘアトリートメントの違い

 

シャンプー後の髪の補修や手触り、コンディション調整に欠かせないヘアトリートメントですが、
「リンス」「コンディショナー」「トリートメント」「マスク」などさまざまな名称があります。

 

実は、定義は統一されていなく、メーカー毎の定義も異なりますが、
今回は一般的に言われている違いをご紹介します。

 

リンス・コンディショナー:髪の表面をコーティングし、なめらかにします。
髪の表面を整えるので、指通りをよくしたい時などにおすすめです。

 

・リンスは、英語で「すすぐ」という意味があり、髪をすすぎやすくし指通りをよくします。

・コンディショナーは、英語で「状態を整えるもの」という意味があり、
リンスに比べるとダメージを予防する効果が期待できます。

 

トリートメント・マスク:髪の内部に美容成分を浸透させ、
紫外線や外気でダメージを受けた髪の補修や、髪の質感を調整するもので、
リンスやコンディショナーと違い、内部から髪を補修します。

 

髪の状態や目的に合わせてお使いいただくことがおすすめですが、
ダメージやエイジング毛でお悩みの方は、しっかりと髪内部から補修をしてくれる
トリートメントやマスクがおすすめです。

 

ラ・カスタ プロフェッショナルでは髪の内部補修効果の高いヘアマスクをご用意しておりますので、
ダメージが気になる方はぜひお試しください。

 

 

仕上がりに差が出るテクニック

 

美しい髪のために欠かせないトリートメントですが、ちょっとした工夫で、
髪への浸透力が高まり、仕上がりに大きな差が出ます。

 

まず最初に、トリートメントをつける際に知っておいていただきたい2つの注意点をお伝えします。

 

■トリートメントはたっぷりつけても効果がない

ダメージが気になる時は、たっぷりトリートメントをつけた方が効果が出そうと感じますが、
髪に浸透できる量は限られています。

すすぎ残しの原因にもなりますので、適量を守りましょう。

 

■頭皮にトリートメントをつけるのはNG

トリートメントはあくまで髪のためのもの。頭皮につけてしまうと毛穴に詰まり、
トラブルの原因にもなりかねません。

トリートメントは毛先を中心に、髪の中間くらいから塗布しましょう。

 

上記2つの注意点はぜひ覚えておいてください。

それでは、トリートメントのつけ方のコツをお伝えします。

 

①髪の水気をしっかり切る

シャンプーの後、そのままトリートメントをつけていませんか?

髪が濡れている状況だと、せっかくのトリートメント成分が浸透する前に
流れてしまうことがあります。

水が滴れ落ちない程度に水気を切ってから、髪になじませるようにしましょう。

 

②もみ込んでなじませる

美容師さんもよくやっているテクニックです。

毛束を少量ずつ取り、中間から毛先へ向かってマッサージするようなイメージで
トリートメントをなじませましょう。

 

③目の荒いコームで梳かす

しっかり水気を切ってトリートメントをなじませたら、目の荒いコームで梳かしましょう。

コームを使うことでトリートメントを均一に塗布することができます。

濡れた髪はとてもデリケートなので、毛先の絡まりを取ったら、
髪の中間から毛先に向かって少しずつ梳かしていくのもポイントです。

美容室でよく見かける、目の粗いコームですが、最近では100円ショップなどでも
販売されていますので、ぜひお試ししてみてください。

 

乾燥や紫外線、コテを使ったヘアアレンジ、毎日のドライヤー・・・
髪のダメージの元となる原因は日常にあふれています。

 

もし、今使っているトリートメントに物足りなさを感じたら、
買い変える前に今回お伝えしたテクニックを実践してみてください。

目的に合ったトリートメントを正しく使用して、
ダメージやエイジングに負けない髪を目指しましょう。