
TOPICS[髪と頭皮の情報]

毛髪の水分バランス
毛髪が何で構成されているかご存じですか?
普段、髪が何で構成されているか考えることは、あまりありませんが、
髪内部のバランスが整っていると、スタイリングのしやすさや、
仕上がりにも差が出ます。
特に髪内部が乾燥しパサついた髪は、疲れた印象を与えてしまうので、
丁寧にケアをしていきたいところ。
毛髪の正しい知識を持つことによって、
日々行っているケアの意識が変わります。
今回は毛髪の知識と併せて、潤ってツヤのある美しい髪に導く
おすすめのケア方法をお伝えいたします。
髪の基礎知識(日本人の標準毛)
■毛髪の本数:約10万本
■毛髪の太さ:0.08mm
■1ケ月の成長速度 :約1cm
■毛髪の含水量:約12%
■ヘアサイクル(成長期)女性:4~6年
男性:3~5年
毛髪の構成として約8割を占めるのはタンパク質です。
厳密には、18種類のアミノ酸が結合してできた
「ケラチン」と呼ばれるタンパク質から構成されています。
タンパク質が不足すると、髪の毛が細くなったりハリやコシを失ったり、
髪が生えにくくなったりする原因となります。
ヘアケアでタンパク質を補うことはよく耳にしますが、
忘れられがちなのが、タンパク質の次に多い水分です。
このように毛髪を構成する上で欠かせない水分ですが、
実は不足しがちで、乾燥状態にあることが多く、
髪のダメージやパサつきの原因となったり、
ツヤの低下など見た目の印象にも影響を与えてしまいます。
髪内部の水分不足を補うケアをすることで、
髪悩みの解決にも繋がるかもしれません。
スキンケア発想のラ・カスタ式「ダブル保湿」
年齢を重ねると肌と同じように、髪の水分保持力も低下します。
そのため髪内部の乾燥が進みやすくなり、ダメージだけでなく
エイジングサインも目立ちはじめてきます。
また、加齢に伴い、髪そのもののハリや弾力に影響する
タンパク質や水分・油分も減少するため、丁寧にケアをしても
髪ダメージが改善しにくくなります。
ケアの効果が実感しにくいと感じたら、
髪の外側のケアだけではなく、髪内部を整える、
スキンケア発想のラ.カスタ式「ダブル保湿」でケアしましょう。
ラ.カスタ式「ダブル保湿」とは、スキンケアのように、
まず水分を補給する髪の化粧水(ヘアエステ CMCコンディショニング ローション)で
髪内部を補修し、化粧水で補った水分などを逃さないように
油分(ヘアエステ スリーク エマルジョン/ヘアエステ コンフォート オイル)で
蓋をすることです。
水分不足の髪にこそ、ラ・カスタ式「ダブル保湿」を。
髪の内部と外側をケアし、
しなやかでツヤと弾力のある美しい髪へ導きましょう。