TOPICS[開発者コメント]
研究開発者に聞いた
ラ･カスタのシンボルフラワー
「エキナセア」の魅力
自然と寄り添い、心も満たす日本生まれのヘアケア専門ブランド『ラ･カスタ』。
ラ･カスタは「植物の生命力と癒し」をテーマに、日本人の髪や肌の特質と向き合い、
その結果をふまえてオーガニック植物成分やハーブエキスをバランスよく配合して
開発されたヘアケアブランドです。
そんなラ･カスタのシンボルフラワーを皆さんはご存じでしょうか？
ラ･カスタのシンボルフラワーは、免疫を高め、体力の向上に働きかけるハーブとして
親しまれている「エキナセア」です。
今回はラ･カスタのシンボルフラワー「エキナセア」の魅力についてご紹介させていただきます。
エキナセアとは
目にする機会はあまり多くない「エキナセア」ですが、古くから治療薬として用いられるハーブです。
エキナセアは6月～7月頃に開花し、一般的には紫色やピンクの花を咲かせます。
また、開花した時のシルエットが特徴的で、しっかりとした茎の上に花の中心部が球状に大きく盛り上がり、
そのまわりに細長い花弁が放射状に広がります。
和名のムラサキバレンギクは、花弁が垂れ下がっている様子が江戸時代の火消しが持っていた
纏（まとい）の飾り「馬簾（ばれん）」に似ていることから名付けられました。
原産国である北アメリカでは、歯やのどの痛みを抑えたり、免疫力を高める効果を持つ治療薬として
用いられていたことから「インディアンのハーブ」と呼ばれ重宝されていましたが、
近年になってヨーロッパでの調査により、感染症の予防や免疫力の強化に繋がっていることが確認され
世界中で広く知られることとなりました。
エキナセアに含まれる成分には、抗菌・抗ウイルス・抗酸化・鎮静作用、消炎作用、免疫力アップなどの
作用があると期待されており、日本でも、風邪やインフルエンザ予防に効果的と注目され、
エキスを配合した飴やサプリメントなどが販売されるなど、身近な存在になっています。
また、エキナセアはハーブ特有の独特なにおいがないことも特徴で、ハーブティーとしても飲みやすく、
カモミールやミントなどとのブレンドもお楽しみいただけます。
ラ･カスタに欠かせない存在
「深い愛」「やさしい癒やし」を花言葉に持ち、
ラ･カスタのブランドコンセプト「植物の生命力と癒し」を象徴するシンボルフラワーであるエキナセア。
一部のオイル類を除くすべてのラ・カスタ製品には、自社農園で農薬を使わずに育てたエキナセアのエキスを配合しています。
生命力あふれる植物の力が、髪と頭皮を健やかな美しさへ導きます。
研究開発者からみたエキナセア
化粧品研究員として20年以上のキャリアを持つ、ラ･カスタ研究開発担当の『服部 和博』に
エキナセアについて語ってもらいました。
Q 化粧品成分としてのエキナセアの魅力は何ですか？
エキナセアは、毒性がなく副作用が少ないため、幅広い方にお使いいただきやすい成分です。
また、比較的どの成分とも相性がよく、髪や頭皮に潤いを与えながらコンディションを整えてくれるので、
さまざまなアイテムに取り入れやすいのも魅力です。
最近はスキャルプケアへの関心が高まっているため、お客様のお悩みや関心にもマッチしていると感じます。
Q ラ･カスタ製品に使われているエキナセアはどのようなものですか？
ラ･カスタに配合しているエキナセア（ムラサキバレンギクエキス）は、
自社農園で栽培していることが最大の特徴です。
自社農園で栽培を行うことで、生産プロセス全体を管理し、品質を一貫して維持することに繋がっています。
農薬を使わず栽培されたエキナセアは世界的にも貴重で、開発者として安心して製品に配合することが出来ます。
また、自社農園で栽培を行うことによって、地域社会への貢献が期待できると思います。
多くの雇用を生み出し、地域の活性化をサポートしている点も、研究開発としてよい取り組みだと感じています。
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ラ･カスタにとって大切な存在である「エキナセア」。
しっかりとした茎の上に綺麗な花を咲かせるエキナセアのように、ラ･カスタブランドも成長していきたいと思います。
和名：ムラサキバレンギク
種別：耐寒性多年草
樹高：0.2〜0.5m
原産国：北アメリカ