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シャンプーの濃密泡
テレビのCMなどでよく見るモコモコのシャンプーの泡。
美容師さんにシャンプーをしてもらう時はしっかり泡立つのに、
自分だとなかなか上手く泡立たない…
そんなお悩みはありませんか?
シャンプーが泡立ちにくいのには原因があります。
今回は、シャンプーが泡立たない原因と、ヘッドスパのプロである
ラ・カスタ オフィシャル ヘッドセラピストが提唱する、
シャンプーの泡立て方のコツをご紹介いたします。
シャンプーが思うように泡立たない原因となる代表的な3点をご紹介いたします。
■過剰な皮脂やスタイリング剤の汚れ
頭皮や髪に皮脂やスタイリング剤が残っていると、油分が邪魔をして、
シャンプーと水分がしっかりと混ざらないため、泡立ちにくくなります。
一日シャンプーをしないと次の日に泡立ちの悪さを感じるのはこのためです。
■予洗い不足
シャンプーの前に髪をすすぐ予洗いが不十分だと、皮脂やホコリなどが邪魔をして、
シャンプーと水分がしっかりと混ざらないため、泡立ちにくくなります。
予洗いで、しっかり汚れを落としておきましょう。
■ダメージや 泡立ちにくい髪質
過度なダメージを負った髪はキューティクルが開きやすくなり、
髪が水分やシャンプー剤を必要以上に吸収しやすくなり泡立ちが悪くなります。
このような方は、サロンのシステムトリートメントなどの
スペシャルケアを行いベースを整えると、泡立ちもよくなります。
また、髪が硬くしっかりしている方に多い、撥水毛と呼ばれる髪質も
泡立ちにくい原因になります。
撥水毛の方は、髪自体に油分が多く、なかなか水分が髪になじんでくれません。
そのため、しっかり濡れていない髪にシャンプーをなじませることになるので、
泡立ちにくくなってしまいます。
このような方は、ノンシリコーンタイプのシャンプーなど、
泡立ちもよく髪の表面に残りにくいシャンプーのご使用がおすすめです。
モコモコ泡を作るコツ
STEP1
[シャンプー前のブラッシング]
シャンプー前に、髪のもつれや絡まりを取っておくことで、シャンプー時の
ダメージを軽減できます。
さらに、頭皮の皮脂や汚れも浮き上がるので、汚れが落ちやすくなり、泡立ちもUP!
STEP2
[しっかり予洗い]
シャンプーをつける前に、35~37℃くらいのぬるま湯で頭皮と髪をすすぐことで、
頭皮の皮脂汚れやスタイリング剤が落ちて、シャンプーが泡立ちやすくなります。
この予洗いの段階で7~8割の汚れが落ちると言われていますので、
濡らすだけではなく、しっかりとすすぐことを意識しましょう。
STEP3
[手のひらで泡立て]
手のひらにシャンプーを出し、水分を少しずつ加えながら空気を含ませて
軽く泡立てます。
出したシャンプーをそのまま頭にのせてしまう方もいるかもしれませんが、
すすぎ残しの原因となるので気を付けましょう。
<シャンプーの使用量の目安>
ショート:100円玉くらい
ミディアム:500円玉くらい
ロング:500円玉の1.5~2個くらい
STEP4
[空気を含ませながら泡立て]
頭頂部・両サイド・後頭部に泡をのせ、髪全体に空気を含ませるように
泡立てていきます。
シャンプーをしっかり泡立てたら、爪を立てないよう意識しながら
頭皮を洗っていきましょう。
また、指のはらを使って、マッサージをするように頭皮全体を動かす
イメージで洗いましょう。
この時、ゴシゴシと髪を擦らないように注意してください。